オリックスクレジットでお金借りる「VIPローンカード」借り方・返し方・審査申込み方法

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消費者金融の中には大きなグループ企業の傘下に置かれているところがあります。

そうした消費者金融は体力のある親会社をバックに、昔ながらの”街金”とは少々イメージの異なるサービスを展開しているところが少なくありません。

今回取り上げる「オリックスクレジット」は東京都立川市に本社を置く消費者金融で、その名前から想像できる通り、バックはオリックスグループ。

ここでは、オリックスクレジット「VIPローンカード」の審査申し込み方法、金利や借入限度額、お金の借り方、返し方、お金借りるメリット、デメリットなどを解説していきます。


オリックスクレジットってどんな消費者金融?

オリックスクレジットは総合リース企業オリックスの完全子会社にあたる消費者金融です。

その名前からクレジットカード会社のように思われがちですが、社名はかつて信販会社であった頃の名残りで、現在はプロミスアコムなどと同様、個人や個人事業主を対象に融資をする消費者金融で間違いありません。

設立は1979年ということですので、すでに40年もの歴史を持っていることになります。

オリックスクレジットは店舗を持たず、インターネットや郵便などを介した営業を中心に行っています。

最近ではこういった形態の消費者金融も増えてきていますが、街に実店舗を見かけない点もオリックスクレジット=消費者金融というイメージの少なさに繋がっているのかもしれません。

有人店舗や自動契約機などを持たず、維持費、人件費にかかるコストが少なくて済むことから、一般的な消費者金融よりも金利などにおいて好条件を実現しているのがオリックスクレジットの特徴。

またオリックスクレジットの会員になることにより、ホテルの宿泊費やレンタカー利用料などグループ企業の様々なサービスが優待価格で利用できるのもオリックスグループならではと言えるでしょう。

<オリックスクレジット 会社情報>

商号 オリックス・クレジット株式会社
本社所在地 東京都立川市曙町2丁目22番20号 立川センタービル
代表電話番号 042-528-5990
設立 1979年6月
登録番号 関東財務局長(12)第00170号
日本貸金業協会会員 第003540号
加盟信用情報機関 株式会社日本信用情報機構(JICC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)
営業時間 平日9:00~19:00(サービス内容により電話は24時間対応)

 

なお、オリックスクレジットには本社以外に2ヶ所の事業所があります。

浜松町オフィス 東京都港区浜松町2丁目3番1号 日本生命浜松町クレアタワー
大阪オフィス 大阪府大阪市西区西本町1丁目4番1号 オリックス本町ビル

 

オリックスクレジットのローン内容

オリックスクレジットが取り扱う商品には次のようなものがあります。

当ページでは主にメイン商品となるVIPローンカードについての情報をまとめていますが、この項では他のローンの概要もご紹介していきましょう。

・VIPローンカード
・VIPローンカードBUSINESS
・カードレスVIP
・VIPフリーローン
・オリックスローンカード Pontaコース
・VIP Y’s CARD
・VIP Lyra CARD
・ゴルフ会員権購入ローン
・教育ローン
・ブライダルローン
・メモリアルローン
・トラベルローン
・住宅ローン

オリックス VIPローンカード

オリックスクレジットのメイン商品がこの「VIPローンカード」です。

借りたお金の使い道に特別な制限がなく使い勝手の良いカードローン、しかも申し込みがWEB完結、当日融資も可能なので、どのローンを選んでいいのか迷ったらこの「VIPローンカード」を選べば間違いないでしょう。

まず特筆したいのがVIPローンカードの金利についてです。

オリックスクレジット「VIPローンカード」の上限金利は14.5%。大手消費者金融プロミスの上限金利が17.8%、アコムが18.0%であることを考えると、かなり低く抑えられています。

消費者金融 金利 無利息期間
プロミス 4.5%~17.8% 初回借入日から30日間無利息
アコム 3.0%~18.0% 初回契約日から30日間無利息
レイク 4.5%~18.0% 初回契約日から30日間無利息、または5万円まで180日間無利息
SMBCモビット 3.0%~18.0% なし
ノーローン 4.9%~18.0% 1週間なんどでも

 
ただ、これらの消費者金融のように初回契約時の無利息期間が設けられているわけではありませんが、有利な条件であることは言うまでもありません。

オリックスクレジット「VIPローンカード」は、名前の通りカードローンなので、振込による融資だけでなくカードを使ってATMからお金を借りることもでき、決められた枠内であれば必要なときにいつでもお金を借りることができます。

「VIPローンカード」は、提携ATMが多いのも魅力のひとつで、日本全国約99%のCD・ATMで利用することができます(この点については後ほど詳しく解説します)。

また、最高800万円までの融資に対応しているので、大きな枠を契約できた場合には様々な利用方法が考えられるのも良い点です。

※ただしVIPローンカードは総量規制の対象となっているため、他社借入分と合わせて年収の3分の1を超えて借りることはできません。800万円の枠をもらうには最低でも2,400万円の年収が必要となります。

<VIPローンカード 概要>

内容 極度方式のカードローン
借りいたお金の使い道 自由(事業性資金は除く)
借入限度枠 30万円~800万円
実質年率 1.7%~14.5%
遅延利率 19.9%
返済方式 リボルビング払い
返済期間 最終借入日から最長20年
返済回数 1回~240回
申込資格 ・日本国内に居住している方
・申込時の年齢が20歳以上69歳以下の方
・仕事を持ち、毎月定期収入がある方
担保・保証人 原則不要(審査結果により新生フィナンシャル株式会社の保証が必要なこともあります)

 

VIPローンカードは専業主婦・主夫でも申し込める?

消費者金融の中には全く収入のない方でも配偶者の収入によって借りられる「配偶者貸付」を実施しているところがありますが、オリックスクレジットではこれに対応していません。

主婦、主夫の方が申し込みできるのは、パートやアルバイトなどで毎月定期的な収入がある場合に限られます。

VIPローンカードの審査は甘い??

基本的に好条件のローンほど審査が厳しくなる傾向にありますが、VIPローンカードは比較的審査は柔軟であると言われています。

とは言え、申し込み条件自体は消費者金融として一般的なものですし、ほとんどの消費者金融が信用情報機関は日本信用情報機構(JICC)のみに加盟している中で、オリックスクレジットはシー・アイ・シー(CIC)にも加盟しています。

そのため、多重債務を多く抱えている方や他社に延滞中のローンがある方、債務整理など金融事故の記録のある方が審査に通りにくくなるのは変わりありません。

また、VIPローンカードは比較的審査には通りやすいものの、数日の延滞ですぐに返済専用になってしまったというケースも多く報告されています。これらの点では他社と比べて厳しいと言えるでしょう。

オリックス VIPローンカードBUSINESS

オリックスクレジット「VIPローンカードBUSINESS」は個人ではなく、経営者、個人事業主を対象としたローンです。

ローンの使い途は自由で、事業の運転資金やつなぎ資金のほか、プライベートで入り用になった場合にも利用することができます。

ビジネスローンといえば金利の低い銀行のローンでお金を借りたいと考える方が多いでしょうが、銀行のローンを契約するにはどうしても時間がかかり、急ぎで必要なときに間に合わないということも少なくないでしょう。

その点、消費者金融は融資までがスピーディーですが、経営者、個人事業主は契約しにくい傾向にあるのが難点です。

オリックスクレジットのVIPローンカードBUSINESSは申し込みから審査回答までが最短60分なので、できるだけ早く資金を調達したいと考える方のニーズに合う商品だと言えます。

即時振込点即時返済サービスにも対応しているので、いざというときに頼れるカードローンだと言えるでしょう。

<VIPローンカードBUSINESS 概要>

内容 事業者向けの極度方式カードローン
お金の使い道 自由(事業性資金も含む)
借入限度額 50万円・100万円・200万円・300万円・400万円・500万円
実質年率 100万円~500万円コース 6.0%~14.9%
50万円コース 8.0%~17.8%
遅延利率 19.9%
返済方式 リボルビング払いまたは1回払い
返済期間 リボルビング払い 最長10年2ヶ月
1回払い 28日~61日
返済回数 リボルビング払いの場合 最大122回
申込資格 申込時の年齢が20歳以上69歳以下の方で以下のいずれかに該当する方
・業歴1年以上の個人事業主の方
・法人格を有する事業の代表者の方
担保・保証人 不要

 

オリックス カードレスVIP

オリックスクレジット「カードレスVIP」は最初にご紹介した「VIPローンカード」のカードを発行しないバージョンです。

カードを発行しないためATMを使ってお金を借りたり返済したりはできませんが、インターネットを介した振込融資や返済が可能なローンです。

カードレスVIPの一番メリットは、通常商品よりも上限金利が0.2%下がり、14.3%の好条件でお金を借りられるという点。

これはカード発行による手間やコストを削減できることによります。とにかく金利の低いほうが良いという方は、カードレスVIPがお勧めです。

この他、カードを利用する予定がない方、紛失を心配する方、カードを持ち歩くことで消費者金融の利用を知られたくないという方にもぴったりのローンだと言えるでしょう。

<カードレスVIP 概要>

内容 極度方式 カード発行のないローン
お金の使い道 自由
借入限度額 30万円~800万円
実質年率 1.7%~14.3%
遅延利率 19.9%
返済方式 リボルビング払い
返済期間 最終借入日から最長20年
返済回数 1回~240回
申込資格 ・日本国内に居住している方
・申込時の年齢が20歳以上69歳までの方
・仕事を持ち、毎月定期収入がある方
担保・保証人 原則不要(審査結果により新生フィナンシャルの保証が必要な場合あり)

 

オリックス VIPフリーローン

オリックス VIPフリーローンは、フリーローンと名付けられていますが使途自由の商品ではなく、こちらは2社以上からの融資を一本化する「貸金業法に基づくおまとめローン」です。

ですので融資額は現在の債務に対する返済総額が上限。少し上乗せして借りたり、追加融資を受けたりといった使い方はできません。

ローンを一本化するメリットは、複数回あった返済日を月1日だけにできる点。金額がまとまることで金利も下がる可能性が高いので、月々の返済の負担を軽減することが可能です。

ただし月々の返済額が下がるということは完済までの期間が長期化するということでもあるので、しっかりと返済計画を立てて臨む必要があります。

VIPフリーローンはWEB完結や即日融資には対応していません。

契約書類のやりとりは郵便になるので、最短でも1週間ほど時間がかかることになります。

また年齢が65歳未満であること、年収が400万円以上あることが条件として加わるため、VIPローンカードより契約は厳しくなると言えるでしょう。

<VIPフリーローン 概要>

内容 貸金業法に基づくおまとめローン
お金の使い道 他社の借り入れを一本化・借り換え
借入限度額 100万円以上800万円以内
実質年率 3.0%~14.5%
遅延利率 19.9%
返済方式 元利込定額返済/ボーナス返済併用可
返済期間 最長8年
返済回数 12回~96回
返済日 毎月10日・20日・末日のいずれか
申込資格 ・日本国内に居住している方
・申込時の年齢が20歳以上65歳未満の方
・年収400万円以上の方
担保・保証人 不要

 

オリックスローンカード Pontaコース

オリックスローンカード PontaコースはオリックスクレジットとPontaカードの提携によって生まれたコースです。

内容は、毎月、借入残高(月中平均残高)の0.25%分がPontaポイントで還元されるというもの(年間最大20,000ポイント)。

Pontaカードをよく利用する方にとっては魅力的な条件ですが、ただしその分、通常のVIPローンカードより金利が高くなっているので、ご自身の場合に本当に得になるのかどうかを把握してのご利用がお勧めです。

金利とPontaポイント以外の利用条件は、通常のVIPローンカードと同じです。

Pontaコースで契約した場合にもカードはローン専用で、Pontaカード一体型になるわけではありません。Pontaカードがなければポイントバックもできないため、お持ちでない方は新たにPontaカードを発行する必要があります。

オリックスローンカード Pontaコースも、WEB完結申し込み、最短即日融資が可能、審査回答までは最短60分です。

<オリックスローンカード Pontaコース 概要>

内容 極度方式のカードローン
お金の使い道 自由
借入限度額 20万円~800万円(1万円から利用可能)
実質年率 3.0%~17.8%
遅延利率 19.9%
返済方式 リボルビング払い
返済期間 最終借入日から最長20年
返済回数 1回~240回
申込資格 ・日本国内に居住している方
・申込時の年齢が20歳以上69歳未満の方
・仕事を持ち、毎月定期収入がある方
担保・保証人 原則不要(審査結果により新生フィナンシャルの保証が必要な場合あり)

 

VIP Y’s CARD

オリックスクレジット「VIP Y’s CARD」は20代の方を対象にしたカードローンです。

Y’sは「ワイズ」と読み、「Young」の頭文字と「Wise=賢い」の読み方を掛けたもの。使い途の制限はないものの、資格取得や英会話の勉強などキャリアアップのための資金やお祝いごとが重なったときなど、20代のニーズにぴったりのローンです。

VIPローンカードとの大きな違いは、毎月の返済額が8,000円という低めの設定で、返済のしやすさが重視されている点。また、契約枠も最大100万円とかなり抑えられています(総量規制の対象であるのは同じです)。

VIPローンカードと比べると金利が高いのが気になりますが、他社との比較ではやや低めの金利に抑えられています。また、WEB完結での契約、即日融資にも対応しています。

<VIP Y’s CARD 概要>

内容 極度方式のカードローン
お金の使い道 自由
借入限度額 20万円・50万円・100万円
実質年率 100万円コース 13.2%
50万円コース 15.6%
20万円コース 17.6%
遅延利率 19.9%
返済方式 リボルビング払いまたは1回払い
返済期間 リボルビング払い 最長4年9ヶ月
1回払い 28日~61日
返済回数 ボルビング払いの場合 最大57回
申込資格 ・日本国内に居住している方
・申込時の年齢が20歳以上29歳未満の方
・仕事を持ち、毎月定期収入がある方
担保・保証人 原則不要(審査結果により新生フィナンシャルの保証が必要な場合あり)

 

VIP Lyra CARD

オリックスクレジット「VIP Lyra CARD」は働く女性を対象にしたカードローンです。

勤務形態はパート、アルバイト、派遣社員、契約社員など必ずしも正規雇用である必要はありませんが、仕事を持っていて定期収入があるのが申し込み条件なので、収入のない専業主婦の方はお金を借りることができません。

VIP Lyra CARD は WEB完結での契約、即日融資にも対応しており、急ぎでお金を借りたいときにはとても便利。

ただ、VIP Y’s CARDと同様、VIPローンカードと比べると上限金利が高くなっているのが気になる点です。

しかし他社での融資と比べると、若干低めの金利設定ではあります。契約枠は最大で200万円です。

「Lyra」とは全天で最も明るい星、琴座(Lyra)のα星をイメージした造語(Lyrα)とのこと。女性向けのカードということで、ピンクの柔らかなイメージでデザインされたカードになっています。

<VIP Lyra CARD 概要>

内容 極度方式のカードローン
お金の使い道 自由
借入限度額 20万円~200万円
実質年率 200万円コース 11.4%~12.6%
150万円~100万円コース 13.2%~14.4%
50万円~20万円コース 15.6%~17.6%
遅延利率 19.9%
返済方式 リボルビング払いまたは1回払い
返済期間 リボルビング払い 最長6年5ヶ月
1回払い 28日~61日
返済回数 ボルビング払いの場合 最大77回
申込資格 ・日本国内に居住している方
・申込時の年齢が20歳以上69歳未満の方
・仕事を持ち、毎月定期収入がある方
担保・保証人 原則不要(審査結果により新生フィナンシャルの保証が必要な場合あり)

 

オリックスクレジットの目的ローン

オリックスクレジットは限定的な使途に対しての融資を行う目的ローンも取り扱っています。

目的ローンはカードローンとは異なり、最初に必要な額を振り込んでもらい、後は返済のみとなる一方通行的なローンになります。

追加融資はなく、利用方法も限られますが、カードローンよりも低金利でお金を借りることができます。

「買いたいものがある」「旅行費用が必要」など利用目的が明確に決まっていて、その後お金を借りる予定は今のところないという方なら、目的ローンを検討してみる価値があります。

オリックスクレジットの目的ローンはWEB完結申し込みや即日融資には対応していませんが、最初の申し込みはWEBから行うことができます。

その後契約書などのやりとりを郵送にて行うため、手続きがスムーズに進んだ場合でもお金を借りるまでに1週間程度はかかると考えられます。

なお、オリックスクレジットでは住宅ローンも取り扱っています。

これは以前オリックスが行っていた「オリックス・フラット35」がオリックスクレジットに移管されたもの。

目的ローンを扱う消費者金融は他にもありますが、フラット35を扱う消費者金融はきわめて珍しいと言えるでしょう。

住宅ローン以外の目的ローンについては全て総量規制の対象となっており、他社借入と合わせて年収の3分の1を超えた額を借りることはできません。

目的ローンの内容

オリックスクレジットの目的ローンには次のようなものがあります。

ゴルフ会員権購入ローン

ゴルフ会員権を購入するのにかかる資金のためのローンで、日本国内の全てのコースが対象となっています。金利は6.0%~9.8%。

教育ローン

入学金や資格取得の資金に利用できるローンで、3.0%~5.8%という銀行の教育ローンにも負けない低金利となっているのが大きな特徴です。

ブライダルローン

結婚式や新婚旅行のための資金として利用できるローンで、金利は6.0%~10.0%と、他社と比べてかなりの低金利に抑えられています。

メモリアルローン

葬祭のための費用、墓石や仏壇の購入費用として利用できるローンで、金利は6.0%~10.0%。

トラベルローン

国内、海外問わず旅行のための資金として利用できるローンで、レジャー資金は目的ローンの中でも比較的高い金利になっているケースが多いのですが、オリックスクレジットのトラベルローンは6.0%~10.0%というかなりの低金利を実現しています。

<オリックスクレジット 目的ローン 概要>

融資金額 10万円~800万円
実質年率 3.0%~10.0%
遅延利率 19.9%
返済方式 元利込定額リボルビング返済/ボーナス返済併用可
返済期間 1年~8年
返済回数 12回~96回
申込資格 ・日本国内に居住している方
・申込時の年齢が20歳以上65歳未満の方(原則、完済時70歳未満)
・定期収入がある方
※法人不可
担保・保証人 不要

 

住宅ローン(オリックス・フラット35)

オリックスクレジットの住宅ローンには住宅を新しく購入、建設される方のための

・オリックス・フラット35
・オリックス・フラット35S
・オリックス・フラット35 ONE
・オリックス・フラット35つなぎローン
・オリックスクレジット 住宅購入諸費用ローン

の他、借り換えローン、不動産事業者を対象とした買取再販ローンを取り扱っています。

住宅ローンの契約に関しては基本的にはオリックスクレジットの事務所(東京/浜松町、大阪/本町)、物件の販売センター、契約会会場、不動産会社などで交わされることになりますが、郵便での対応もあります。

住宅ローンの詳細についてはオリックスクレジットに直接お問い合わせください(0120-2662-35/平日9:00~17:00)。

オリックスクレジットへの審査申し込み方法

オリックスクレジットの審査申し込みは、インターネットと郵送の2通りがあります。インターネットでの申し込みは「即契(そっけい)」と呼ばれており、最短で即日融資も対応しています。

オリックスクレジット「即契」ならWEB完結、即日融資が可能

即日融資に対応しているのは次の6つのローンです。

・VIPローンカード
・VIPローンカードBUSINESS
・カードレスVIP
・オリックスローンカード Pontaコース
・VIP Y’s CARD
・VIP Lyra CARD

審査にかかる最短時間は60分。契約後には(カードが発行される商品についても、手元にカードが届く前に)公式サイト会員ページや電話での依頼で振込融資を受けることができます。

登録したPayPay銀行への振込なら365日、ほぼ24時間、即時振込が可能。その他の金融機関へなら、原則として平日の14:30受付分までが当日振込が可能です(電話での申込分は翌営業日になることがあります)。

これらのことから逆算して、即日融資を希望する方は遅くとも午前中には申し込みを済ませるようにしてください。そして審査に通ったらできるだけ早く手続きを行い、振込依頼は会員ページから行うと良いでしょう。

オリックスクレジット「即契」による融資までの流れ

インターネットで申し込みから契約までを行え、最短で即日融資が可能なオリックスクレジット「即契」での流れをご紹介します。

即日融資を受けたい方は平日の14:30までに契約を完了し、振込融資を依頼してください。

<即契の流れ>
1.オリックスクレジット公式サイトの申し込みフォームに必要事項を入力し送信する
2.提出書類アップロード画面からカメラで撮影した必要書類の写しをアップロードする
3.オリックスクレジットの審査開始
4.メール、または電話で審査回答(※1)
5.職場への電話で在籍確認
6.申し込み内容の確認(※2)
7.WEB上で契約内容を確認と同意手続きをする
8.振込を依頼する(振込融資を希望する方)
9.振込実施(振込を依頼した方)
10.カードが郵送される(カードが発行される商品)
11.ATMからお金を借りる(ATMからの融資を希望する方)

※1 審査完了まで最短60分、連絡可能時間は平日9:00~19:00の間
※2 職場への電話で本人不在の場合には改めて携帯電話、または自宅への電話で内容確認

注)即契で契約すると返済方法は自動的にATM返済となります。口座振替を選びたい場合には会員ページにて変更手続きをする必要があります。

郵送よる融資までの流れ

おまとめローンの「VIPフリーローン」や住宅ローンを除く各種目的ローンは従来の方法である郵送契約になります。

申し込み自体は即契と同じようにインターネットからも可能なのですが、必要書類の提出方法が郵送に限られること、それに伴って契約、お金を借りるまでに1週間ほど時間がかかる点に注意してください。

<郵送契約の流れ>
1. 公式サイトの申し込みフォームに必要事項を入力し送信する
2. 審査
3. メール、または電話で審査回答(※1)
4. 職場への電話で在籍確認
5. 申し込み内容の確認(※2)
6. オリックスクレジットが契約書類を郵送
7. 契約書類に必要事項を記載し、必要書類ともに返送する
8. オリックスクレジットが契約書類を確認
9. 指定口座へ振込実施

※1 審査完了まで最短60分、連絡可能時間は平日9:00~19:00の間
※2 本人不在の場合には改めて携帯電話、または自宅への電話で内容確認

電話による在籍確認は必須?

オリックスクレジットでは電話による勤め先への在籍確認が必ず行われています。

多くの消費者金融では審査の最終段階のタイミングで在籍確認があり、その後可否の連絡があるのに対し、オリックスクレジットでは可決の連絡の後に在籍確認が行われる形になります。

本人以外にはオリックスクレジットの社名や用件が伝えられることは一切なく、個人名でかけられるので、その点は安心してください(個人名でなく社名でかけてほしい場合には、社名でかけてもらえます)。

本人が電話に出た場合はもちろん、電話を取った方が「ただいま席を外しています」などといった返答をした場合でも、その時点で在籍確認は完了です。

ただしオリックスクレジットでは在籍確認、審査結果の伝達、契約内容の確認が1本の電話でまとめて行われることも少なくありません。

そのため、在籍確認の電話に本人が出られなかった場合には、改めて携帯電話か自宅に電話がかかってくることになります。

せっかく審査に通っていても、ここで躓いてしまうといつまで経っても融資が受けられないことになるので、急いでお金を借りたい方はできるだけスムーズに対応できるように工夫しましょう。

オリックスクレジットからの郵送物はある?

契約時、カードの発行がある商品については郵送物があります。送り先は自宅か勤め先かを選ぶことができますが、勤め先を選択した場合には自宅にも犯罪収益移転防止法に基づく文書が簡易書留にて送付されます。

契約後には「お取引明細」「重要なお知らせ」「キャンペーンのご案内」が送られてくることになります。キャンペーンの案内については配送停止が可能ですが、オリックスクレジットからの重要なお知らせは停止できません。

オリックスクレジットから送られる封筒には全て社名が記載されているため、家族に内緒でお金を借りたい方にはあまり向いていないということになりそうです(「オリックスクレジット」が消費者金融だと気づかれない可能性もありますが……)。

オリックスクレジットの必要書類

オリックスクレジットに申し込む場合には「本人確認資料」と「収入証明書」の提出が必要になります。

本人確認資料は申込者が本人であると確認できる書類の写し、収入証明書は申込者の年収が確認できる書類の写しとなります。ではそれぞれどういったものを提出するのかをご説明しましょう。

本人確認資料

本人確認資料として有効なのは次の3点の写しです。

・運転免許証
・健康保険証
・パスポート

運転免許証をお持ちの方は、必ず運転免許証を提出してください。お持ちでない方は健康保険証かパスポートのいずれかを提出してください。

申込時に登録した住所と上記に記載されている住所が違っている場合には、公共料金(水道、電気、ガス、固定電話、NHK)の領収書などの写しも合わせての提出が必要になります。

提出時に情報の一部を塗りつぶすなどの対応が必要になる箇所があるので、詳しくは公式サイト等でご確認ください。また、審査の結果によってはオリックスクレジットが指定する他の書類の提出を求められることもあります。

収入証明書

●お勤めの方
お勤めの方は次の書類のうちから1点の写しを提出してください。

・源泉徴収票(最新のもの。もしくは、直近2ヶ月連続の給与明細書+直近1年分の賞与明細書)
・確定申告書(税務署印または税理士印のある最新のもの)
・課税証明書(収入金額の記載のある最新のもの。地方税決定通知書でも可)

転職等で現勤務先での支払金額が1年度分に満たない場合には、現勤務先の給与明細書(直近2ヶ月連続したもの)および直近1年分の賞与明細書を提出します。

●個人事業主の方
個人事業主の方は、その事業での所得が確認できる最新の所得税の確定申告書(第一表および第二表)で、税務署印または税理士印のあるものを提出してください(電子申告の場合は税務署印・税理士印は不要)。

その他、現在の事業状況および今後の事業計画、収支計画、資金計画についての書類も求められます。オリックスクレジット所定の用紙があるので、公式サイトからPDFファイルをダウンロードしてください。

オリックスクレジットでお金を借りる方法、追加融資方法

オリックスクレジットのVIPローンカード、VIPローンカードBUSINESS、カードレスVIP、オリックスローンカード Pontaコース、VIP Y’s CARD、VIP Lyra CARDはいずれも極度方式のローンで、決められた範囲の額までであれば自分の都合の良いタイミングで何度でもお金を借りることができます。

お金の借り方には次の方法があります。

・インターネット(会員専用サイト)で振込を依頼
・自動応答電話(0120-94-8008)で振込を依頼
・ATMでキャッシング(カードレスVIPは除く)

振込融資でお金を借りる

振込融資では千円単位での借り入れが可能で、振込口座はあらかじめ登録した口座の他、その都度本人名義の口座を指定することもできます。インターネットで申し込んだ場合でも電話で申し込んだ場合でも手数料はかかりません。

振込依頼は365日24時間受付可能ですが、オリックスクレジットの振込実施時間は次の通りとなります(状況により着金のタイミングが遅れる場合もあります)。

宛先口座 依頼日 受付時間 振込時間
PayPay銀行 365日 0:00~23:50 即時
その他の金融機関 平日 0:00~8:40 当日9:00~10:00
8:40~15:00 即時
15:00~24:00 翌営業日9:00~10:00
土・日・祝日 00:00~24:00 翌営業日9:00~10:00

 

ATMからお金を借りる

カードレスVIP以外の商品では発行されるカードを使い、ATMやCDからお金を借りることが可能です。

借り入れに利用できる提携ATMやCDは非常に数多く、全国に約173,000台、これは日本全国にあるATM、CDの約99%にあたります。

<借入可能な主なATM>
三井住友銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・りそな銀行・三井住友信託銀行・しんきんバンク(全国の信用金庫)・セブン銀行・イオン銀行・アットバンク・イーネット・ローソン銀行・ゼロバンク・バンクタイム・セゾンカード

振込の場合と異なり、5万円未満の借り入れでは下記の通り手数料がかかってしまいうのが難点です(ただし三井住友銀行、ゆうちょ銀行のATMからなら手数料無料で利用することができます)。

融資額 手数料
1万円以下 108円
1万円超~5万円未満 216円
5万円以上 無料

 

なお、ATM、CDでの借り入れは振込の場合と異なり、1万円単位での利用となります。

契約コースの増枠は可能?

契約枠が足らない場合には増枠することも可能ですが、改めて、オリックスクレジットの審査を受ける必要があります。

申し込みはオリックスクレジット公式サイトの会員ページから。申し込みの際、場合によっては最新の年収がわかる書類の提出を求められることもあります。

審査結果はオリックスクレジットから郵送にて送られるため、通常は4~5日、場合によっては1週間程度時間を要します。

増枠の審査にはそれまでの利用状況が大きく影響します。増枠をお考えの場合には他社の借り入れを含め延滞を起こさないように気をつけましょう。

オリックスクレジットの返済方法・返済方式

オリックスクレジットは返済方法が豊富で、返済の自由度も高いので、「月々の負担を極力減らしたい」「できるだけ早く完済したい」など様々なニーズに合う返し方を選択できます。

オリックスクレジットの返済方法

オリックスクレジットへの返済には次の方法があります。

・会員ページから即時返済サービス(Pay-easy、ペイジー)で返済
・カードを使い提携ATMで返済(カードレスVIPは除く)
・専用振込口座への振込
・登録口座からの口座振替(自動引落)

口座振替以外では、返済日以外の追加返済や増額返済も自由に行うことができます(口座振替でも可能ですが、事前に連絡が必要です)。また一括返済にも対応しています。

即時返済サービス

即時返済サービス(Pay-easy)はインターネットを利用した返済方法で、365日24時間いつでも即時に返済が可能です。手数料はかかりません。

毎月の返済日は自分の都合の良い日を指定できるので、給料日の2~3日後を設定しておくと良いでしょう。

なお、ペイジーでの返済には、ご利用の金融機関にてインターネットバンキング契約を結んでおく必要があります。

提携ATMでの返済

カード発行のある商品は、提携ATMに入金することでの返済も可能で、返済日は毎月10日・20日・末日から選ぶことができます。

返済に対応しているATMは全国に158,000台。借り入れでは利用できる「しんきんバンク(全国の信用金庫)」のATMは返済には対応していないので、注意してください。

なお、ATM返済には1回の利用ごとに次の手数料がかかります。借入時に手数料のかからない三井住友銀行、ゆうちょ銀行ATMも手数料の支払いが必要です。

取引額 手数料
1万円以下 108円
1万円超 216円

 

口座振替(自動引落)

オリックスクレジットへの返済は口座振替(自動引落)にも対応しています。返済し忘れが心配な方はこちらを選ぶと良いでしょう。

返済日は毎月10日・20日・末日から選ぶことができます。当日の入金では引き落としに間に合わないケースもあるので、前日までに口座に入金しておくようにしてください。

オリックスクレジットの返済方式

オリックスクレジットへの返済方式は一括返済のほか、リボルビング返済(新残高スライドリボルビング返済方式、元利込定額リボルビング返済方式)を選ぶことができます。

また、手続きによりボーナス月に加算して返済したり任意で追加返済、一括返済も可能です。

多くの方がリボルビング返済を選ぶことになるのではないかと思いますが、契約当初は自動的に新残高スライドリボルビング返済に設定されており、この設定は後で変更が可能です。

2種類のリボルビング返済の違いは次の通りです。

新残高スライドリボルビング返済方式とは?

新残高スライドリボルビング返済方式は、締め日以前の最新となる借り入れ直後の残高に応じて月々の返済額が見直される(スライドする)返済方式です。返済額が再設定された後は、次にお金を借りるまで一定の返済額が続きます。

この方式では残高が増えると月々の返済額が多くなり、逆に残高が減れば月々の返済額も少なくなります。つまり残高が多いときには月々の負担が増える分、支払利息を抑える効果がありますが、残高の少ないときには負担が減る分、なかなか完済まで進まないということになり得ます。

ただし追加返済は可能なので、お金に余裕のあるときには積極的に追加返済していくことで、総返済額を抑えることができます。

元利込定額リボルビング返済方式とは?

元利込定額リボルビング返済方式は利用状況に関わらず、最初に設定された月々の返済額が完済まで変化しない方式です。

こちらは残高が増えても減っても月々の負担は変わりませんが、追加でお金を借りることが多ければ完済までに長引き、支払利息がかなり増えてしまう可能性があります。

リボルビング返済方式はどちらを選ぶべき?

ご説明したように、新残高スライドリボルビング返済方式にも元利込定額リボルビング返済方式にも一長一短があります。

しかし追加融資を考えていない方や、借りても少しずつという方は、当初の設定(新残高スライドリボルビング返済方式)のままで問題はないでしょう。

しかし比較的大きな額のお金を追加で借りた場合には、月々の返済額が一気に増えかねないため、元利込定額リボルビング返済方式への変更が必要になってくるかもしれません。

変更することで支払利息は増えるデメリットについても合わせて検討し、決定してください。

オリックスクレジットでお金借りるメリット、デメリット

最後にオリックスクレジットにはどのようなメリット、デメリットがあるのかをまとめてみましょう。

<メリット>
・バックが有名企業なので安心感がある
・他の消費者金融と比べて金利が低い
・大手消費者金融並みの契約枠がある
・契約、融資がWEB完結(即契)できる
・即日融資が可能!急いでお金を借りたい方に向いている
・カードレスでお金を借りられる
・ビジネスローンやおまとめローン、目的ローンなど選択肢が豊富
・審査が比較的柔軟
・カードローン、カードレスローンは極度方式で追加融資も簡単
・インターネットで即時振込・即時返済が可能
・PayPay銀行となら365日24時間即時振込融資が可能、手数料0円
・三井住友銀行・ゆうちょ銀行ATMでの借り入れは手数料無料
・口座引落での返済も選べる
・オリックスグループのホテルやレンタカーを優待価格で利用できる

<デメリット>
・有人店舗や自動契約機がないため即日のカード受け取りは不可
・JICCにもCICにも加盟しており、5年以内に金融事故を起こした方は審査に通りにくい
・配偶者貸付は行っていない(専業主婦はお金を借りられない)
・返済にATMを使う場合は手数料がかかる
・返済が2~3日でも遅れたら返済専用になる
・郵送物に必ず会社名が入る

このように、オリックスクレジットのスペックとしては大手消費者金融のものと同等か上回る点が少なくなく、利便性も申し分のないローンです。

高スペックの割には比較的契約しやすいのも良いところで、カードローンもカードレスローンもまさに狙い目。

大手消費者金融ですでに借りている方の2社目、3社目としては最初に検討すべきローンだと言えるでしょう。

ただ、送付される封筒に必ず社名が入るため、家族に内緒でお金を借りたい方にはあまり向いていません。また、延滞に対しては比較的厳しく、すぐに返済のみの利用に制限されてしまいます。

もちろん滞りなく返済していかなければならないのは当然のことなのですが、他の消費者金融であれば連絡をきちんと入れさえすれば数日程度は待ってもらえるところが多いことを考えると、これはデメリットとして挙げざるを得ません。

しかし返済に特に問題のない方にとっては、快適に利用できるローンがオリックスクレジットには揃っています。

オリックスグループ会社のサービスを利用するのに割引があるのもユニークなところで、ホテルやレンタカーを利用する機会の多い方にもメリットが大きな消費者金融だと言えるでしょう。


   

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