生命保険契約者貸付でお金借りる方法

生命保険契約者貸付でお金借りる方法
まとまったお金が必要なときに、生命保険の解約を考えたことがある人もいることと思います。そんな時には、解約ではなく「生命保険契約者貸付」でお金を借りることを検討してみてください。

生命保険契約者貸付は、そもそも解約返戻金のある保険に入っていないと利用できないのですが、カードローンよりもかなり利用条件が良いので、借り入れを検討してみる価値は大いにあります。


生命保険契約者貸付とは

生命保険契約者貸付を簡単に言うと、生命保険の解約返戻金を担保にして生命保険会社からお金を借りられる仕組みです。

解約返戻金は保険を解約したとき、または満期時に戻ってくるお金ですが、解約返戻金は支払っている保険料の一部で積み立てを行なっていることになります。

生命保険契約者貸付はこの積立金の一部を借りられる仕組みなので、解約返戻金がある積み立て型の保険で利用できるのです。

生命保険には、「契約者」「被保険者」「保険金受取人」がいますが、生命保険契約者貸付でお金借りることができるのは契約者本人のみとなります。

例えば契約者が夫、被保険者が妻、保険金受取人が子供だった場合、生命保険契約者貸付でお金を借りられるのは夫です。

生命保険に加入しているからといって妻や子供に勝手にお金を借りられてしまう心配はいりません。

また、大きなメリットは、無職の方でも、過去に延滞や債務整理を行った金融ブラックの方でも「生命保険契約者貸付」ならお金を借りることができる点です。

生命保険契約者貸付の利用条件

生命保険契約者貸付の借入限度額や金利の仕組みなどを詳しくみていきましょう!

生命保険契約者貸付には利息がつく

いずれ戻ってくるはずのお金とはいえ生命保険契約者貸付は融資になるので、借りたお金には利息をつけて返済しなければいけません。

生命保険契約者貸付の金利を解説します。その前にまず大手消費者金融と銀行カードローンの金利をチェックしてみてください。

●消費者金融の金利

消費者金融名 金利
アコム 3.0%~18.0%
アイフル 3.0%~18.0%
プロミス 4.5%~17.8%
SMBCモビット 3.0%~18.0%
レイクALSA 4.5%~18.0%
ノーローン 4.9%~18.0%

 

●銀行カードローンの金利

銀行カードローン名 金利
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5%
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0%
三菱UFJカードローン バンクイック 1.8%~14.6%
りそな銀行カードローン 3.5%~12.475%
横浜銀行カードローン 1.9%~14.6%
楽天銀行スーパーローン 1.9%~14.5%
イオン銀行カードローン 3.8%~13.8%
じぶん銀行じぶんローン 2.2%~17.5%
オリックス銀行カードローン 1.7%~17.8%

 
金利に幅がありますが、多くの場合は上限金利かそれに近い金額が設定されるので、最低金利が適用されることはまずありません。

消費者金融よりも銀行カードローンの方が低金利なのですが、消費者金融が18.0%、銀行カードローンは14.0%台が平均と言われています。

生命保険契約者貸付の金利は生命保険会社、商品によって異なりますが、以下のような感じになっています。

●大手生命保険会社 生命保険契約者貸付の金利

生命保険会社 金利
日本生命 3.00%~3.75%
住友生命 1.55%~5.75%
メットライフ生命 3.00%(一時払終身医療保険の例)
第一生命 3.00%
プルデンシャル 1.75%~6.25%(修正払込方式終身保険の例)
ソニー生命 2.50%~8.00%
明治安田生命 2.15%~5.75%

※2018年12月現在

実際に生命保険契約者貸付を利用する際の金利は、加入している商品や利用時期などによって変わりますが、消費者金融や銀行カードローンと比べるとかなり低金利であることがわかりますね。

※ただ、利息の計算が「単利」ではなく「複利」になるので注意が必要です。「複利」についてはメリット・デメリットの所で解説します。

生命保険契約者貸付の限度額 いくらまで借りられるの?

生命保険契約者貸付で借りられる限度額は、解約返戻金の70%~80%が目安と言われています。例えば解約返戻金が100万円だとしたら80万円くらいまでということになります。

限度額は生命保険会社、商品によって異なりますので、加入している保険会社に確認してみてください。

生命保険契約者貸付の借り方が知りたい!

生命保険契約者貸付の借入方法は保険会社によって異なりますが、以下のような方法があります。

・ネット申し込み
・電話
・窓口
・ATM

生命保険契約者貸付をネットで申し込む

会員ページに生命保険契約者貸付に関するページが用意されていますので、ログインして申し込みをします。

生命保険契約者貸付を電話で申し込む

電話は、コールセンターに電話をすることで申し込みができることもありますが、電話で申込書を発送してもらって、記入・返送が必要になるケースもあります。

生命保険契約者貸付を窓口で申し込む

窓口に行って生命保険契約者貸付の手続きを行います。手間がかかりますが、現金をその場で受け取れることもあります。(振込になるケースもあります)

提携ATMで現金を引き出す

保険会社から発行されているカード(契約時にすでに発行されているケースがある)を使って、自社ATMまたは提携ATMから現金を引き出します。

生命保険契約者貸付の返済方法が知りたい!

返済方法も保険会社によって指定される方法が異なります。

返済方法としては、

・ネット上の会員ページからネットバンキングで返済する
・保険会社から発行される振込用紙を使ってコンビニや金融機関から入金する
・保険会社から発行されるカードを使ってATMから返済する
・窓口に行って現金で返済する

などがあります。

生命保険契約者貸付の返済額は?

カードローンや銀行の目的別ローンなどで借りたお金は毎月の約定返済日に決まった金額を返済しないといけませんが、生命保険契約者貸付の返済額に決まりはありません。

毎月1万円などの決まった返済額はなく、部分的に返済しても良いですし1度に全額まとめて返しても構いません。

返済方法も加入先によって異なりますので、お金を借りる前に確認してみましょう。

いつまでに完済すればいいの?

一般的には保険が満了になる日が返済期限となります。つまり、生命保険契約者貸付で借りたお金は保険が満期を迎えるまでに返済すれば良いということになります。

催促されることがないため返済負担が軽いように感じますが、利息は日割りでついていくので利息を抑えるためにもなるべく早く完済するようにしましょう。

生命保険契約者貸付でお金を借りるメリット

生命保険契約者貸付を利用するメリットを解説します。

生命保険を解約しなくても良い

生命保険契約者貸付でお金借りることの最大のメリットは生命保険を解約しなくても良いところです。

まとまったお金が必要なときに、「どこかから借りるくらいなら生命保険を解約した方が良いのかも・・・」と考えることがあると思います。でも、生命保険に入っている意味を考えると解約はできるだけ避けたいですよね。

生命保険契約者貸付なら限度額の範囲内での借り入れであれば、契約内容をそのまま維持することができます。

低金利でお金を借りられる

金利が低いことも生命保険契約者貸付の特徴です。ただし金利に関する注意点があるので、次の項目の生命保険契約者貸付のデメリットも必ず読んでください。

返済方法が自由

カードローンの返済方法は、毎月一定の日に最小返済額以上の金額を入金することになります。お財布に余裕があれば良いですが、返済が厳しくなってくると返済のために他社から借り入れが必要になり多重債務に陥ってしまうということもあります。

生命保険契約者貸付の返済は自由度が高いので、毎月のお給料でコツコツ返済しても良いですし、ボーナスが出たときにまとまった金額を入金しても大丈夫です。ただし、お金を借りる前に返済計画をしっかり立てておきましょうね。

ブラックの方・無職の方でもお金を借りられる

過去に返済の延滞や、債務整理を行って、信用情報機関にキズがある「金融ブラック」の方や、無職で収入がない方は、消費者金融や銀行ではお金を借りることができません。

しかし、生命保険契約者貸付は、解約返戻金という担保があるので、ラックの方・無職の方でもお金を借りることができます。

その他、質屋からの借り入れや、定期に預金担保貸付も、ブラックの方・無職の方の借り入れが可能です。

生命保険契約者貸付でお金を借りるデメリット

生命保険契約者貸付は、生命保険の解約返戻金を担保にした借り入れなので、返済ができなかった際には保険に影響が出てしまいます。

利息は複利になる

複利は「利息にも利息がつく」金利の設定になります。

たとえば年2%の金利で100万円を借りたとすると、1年後には約102万円の返済が必要になります。

さらに1年後には102万円に2%の利息がつくので約104万円の返済となります。

生命保険契約者貸付は低金利なのですが、金利が複利となり利息にも利息がついてしまうことはしっかり覚えておきましょう。

※消費者金融や銀行のカードローンは複利でなく単利です。

保険契約が失効してしまうことがある

返済が滞ってしまい返済額が解約返戻金を上回ってしまうと、速やかに返済を行うよう催促がかかります。

それでも返済ができない場合、保険契約が失効してしまいます。これを防ぐには、返済額(元金+利息)が解約返戻金を上回らないことが大切です。

満期時に受け取れる金額が減る?

生命保険契約者貸付を完済できないまま生命保険の満期を迎えてしまうと、元金+利息を差し引いた金額しか戻ってこないことになります。満期時に本来もらえるはずの金額よりも少なくなってしまいます。

返済中に生命保険の支払いが発生した際のリスク

生命保険契約者貸付で借りたお金を返済している途中に、支払い事由が発生した場合、保険金から返済額が相殺されて支払われます。

たとえば死亡保険1,000万円を設定していて、生命保険契約者貸付で100万円の借り入れがあった場合、万が一のときに支払われる金額は900万円となってしまいます。

生命保険大手の生命保険契約者貸付を解説!

ここからは主な生命保険会社の生命保険契約者貸付をご紹介します。

日本生命の生命保険契約者貸付

限度額 ご契約者さま専用サービスまたは電話自動取引サービス(はいっ!TEL)で確認が必要
金利 3.00%~3.75%
申し込み方法 ・スマホアプリ「日本生命アプリ」
・ネット
・電話「はいっ!TEL」による自動取引
・電話「ニッセイコールセンター」による申し込み
返済方法 ・口座振込
・ネットバンキング
・Pay-easy

 

日本生命「生命保険契約者貸付」の申し込み方法を詳しく

・電話「はいっ!TEL」による自動取引

電話番号 0120-008621(通話料無料)
利用時間 月曜日~金曜日 8:00~23:45
土曜日8:00~23:45
日曜・祝日 8:00~20:00

※年末年始など利用できない日もあります。
※用件によって利用可能な時間が異なることがあります。

「はいっ!TEL」による借り入れなら、平日14時30分までに申し込めば即日融資が可能です。1回あたりの借り入れ額は20万円までとなります。

・電話「ニッセイコールセンター」による申し込み

電話番号 0120-008621(通話料無料)
利用時間 月~金曜日 9:00~18:00
土曜日 9:00~17:00(祝日・12/31~1/3を除く

 

日本生命「生命保険契約者貸付」の返済方法を詳しく

ネットバンキングによる返済は、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行のネットバンキングサービスで利用できますがが、スマートフォンでは、みずほ銀行とゆうちょ銀行は利用できません。

住友生命の生命保険契約者貸付

限度額 解約返戻金の一定範囲内
金利 1.55%~5.75%
申し込み方法 インターネット「スミセイダイレクトサービス」
提携ATM
コールセンター・来店・スミセイライフデザイナー
返済方法 全額返済、一部返済、利息ののみの返済が可能(利息のみの返済は利息払込取扱期間のみ)

 

住友生命「生命保険契約者貸付」の申し込み方法を詳しく

・スミセイダイレクト
インターネットの「スミセイダイレクト」は契約内容の確認や各種手続きができるサービスです。

利用時間:平日・土日・祝日の8:00~23:45

・提携ATM
提携ATMはスミセイDSカードを利用して借り入れ・返済を行います。

・コールセンター(電話)
コールセンターの電話番号は、保険に加入した方法によって番号が異なります。

スミセイライフデザイナー(営業職員)から加入した場合 0120-307506
金融機関等代理店・保険ショップを通じて加入した場合 0120-506154
郵便局、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を通じて加入した場合 0120-506873
「外貨建商品」「たのしみYOUプラス」に加入した場合 0120-506081

 

・受付時間

月~金曜日 9:00~18:00
土曜日 0:00~17:00

※日・祝日・12/31~1/3を除く

メットライフ生命の生命保険契約者貸付

限度額 インターネットサービス、コールセンターで確認
金利 3.00%(一時払終身医療保険の例)
申し込み方法 電話、インターネット、書面
返済方法 振込用紙にて返済

 
メットライフ生命 生命保険契約者貸付の金利は、加入している保険によって大きく異なりますので、必ず申し込み前に確認してください。

<参考>:メットライフ生命 契約者貸付適用利率一覧表

電話、ネットからの申し込みの場合、最短3営業日、書面申し込みの場合は最短4営業日程度で振り込まれます。問い合わせ先の電話番号は、保険に入った方法によって異なります。

・電話番号 0120-881-796

月曜日~金曜日 9:00~20:00
土曜日 9:00~18:00
日曜祝日・年末年始 休み

 

・コンサルタント社員、保険代理店から年金保険に入った場合の連絡先
【0120-313-370】

月曜日~金曜日 9:00~18:00
土日祝日・年末年始 休み

 

・金融機関窓口で加入した場合の連絡先
【0120-056-076】

月曜日~金曜日 9:00~18:00
土日祝日・年末年始 休み

 

返済は、まず契約者本人がカスタマーセンターに連絡をします。振込用紙が発送されてきますので振込用紙で返済します。

返済期限は設定されていないので分割返済も可能ですし、いつでも返済できます。1回あたりの返済額は3,000円からとなります。

第一生命の生命保険契約者貸付

限度額 解約返戻金の6割~8割
金利 3.00%
申し込み方法 第一生命コンタクトセンター
窓口
ATM
電話
ネット
返済方法 全額返済、一部返済が可能
ATM、振込用紙など

 

第一生命「生命保険契約者貸付」問い合わせ・申込先について

・第一生命コンタクトセンターとは?
第一生命コンタクトセンターは、電話問い合わせ先になります。

電話番号 0120-157-157
受付時間 月~金曜日 9:00~18:00
土・日曜日 9:00~17:00
※祝日・年末年始を除く

 
ネット会員ページの「ご契約者専用サイト」からも手続きが可能です。第一生命に登録している口座に入金がありますので、確認してください。

プルデンシャルの生命保険契約者貸付

限度額 解約返戻金の一定割合
金利 1.75%~6.25%(修正払込方式終身保険の例)
申し込み方法 サイバーセンター、電話、書類
返済方法 指定口座、振込用紙

 

プルデンシャル「生命保険契約者貸付」申し込み方法を詳しく

・サイバーセンター
プルデンシャルのウェブサービスです。契約内容の照会や各種手続きなどができます。

・電話
カスタマーサービスセンターに電話をかけます

電話番号 0120-810740
受付時間 平日 9:00~18:00
土日 9:00~17:00
※祝日、12/31~1/3を除く
※祝日が土日に重なる場合は営業、振替休日は休業となります

 

・書類
カスタマーサービスセンターに電話をして、必要書類を送付してもらいます。

なお、プルデンシャルも加入している保険と加入時期によって、金利がかなり細かく分かれています。申し込み前に確認してみてください。

<参考>:ご契約に関する諸利率等について

ソニー生命の生命保険契約者貸付

限度額 解約返戻金の所定の範囲内
金利 2.50%~8.00%
申し込み方法 WEBサービス、担当者に連絡
返済方法 WEBサービス、銀行振込、振込用紙

 

ソニー生命「生命保険契約者貸付」申し込み方法

お客様WEBサービスに登録していればスピーディな借り入れが可能です。

利用可能時間は平日8:00~24:00、土日祝日8:00~21:30で、平日の16時までに手続きをした場合は、最短翌営業日の入金が可能です。

担当者に連絡をして手続きを行いたい場合は、カスタマーセンターに電話をします。

電話番号 0120-158-821
営業時間 9:00~17:30
※ゴールデンウィーク、年末年始を除き、土・日・祝日も受付

 
返済もWEBサービスから手続きができますが、この場合は銀行振込のみとなります。振込用紙で返済をしたい場合はカスタマーセンターに連絡をして、振込用紙を送付してもらいます。

明治安田生命の生命保険契約者貸付

限度額 1,000円以上返戻金の一定の範囲
金利 2.15%~5.75%
申し込み方法 担当者、コミュニケーションセンター、店頭窓口、MYほけんページ
返済方法 MYほけんページ
店頭窓口
明治安田生命ATM、ゆうちょ銀行ATM、セブン銀行ATM、三菱UFJ銀行ATM

 
明治安田生命の生命保険契約者貸付は、書類での申し込みとなりますので、ネット、担当者、コミュニケーションセンター、店頭窓口のいずれかに連絡をして書類を送ってもらいます。

・MYほけんページ
インターネットの契約者専用サイトです。登録しているIDとパスワードを使ってログインして、手続きを進めてください。

<利用可能時間>
・平日:3:30~翌3:00
・土曜:3:30~23:00
・日曜:8:00~翌3:00
祝日は当日の曜日[平日(月~金)・土・日]に応じた稼働時間となります。
※12月31日~1月3日、5月3日~5日の間はシステムメンテナンスのため利用不可です。

・電話問い合わせ
コミュニケーションセンターに電話をかけます。

・電話番号 0120-662-332
・月曜~金曜:9:00~18:00
・土曜:9:00~17:00
※祝日・年末年始は除く

・店頭
最寄りの窓口でも手続き可能です。
・平日:9:00~16:00
※土・日・祝日、年末年始は除く
※営業所は平日9:00~15:30となります。

最寄りの窓口の場所は明治安田生命の「ご来店窓口」から調べてみてください。

このページの先頭へ